いすゞ自動車の歴史は、ディーゼルエンジンの歴史と言っても過言ではありません。1936年、自動車用ディーゼルエンジンである「DA6型」を完成させて以来、直接噴射式燃焼室、本格的電子制御など、世界に先駆けた技術を次々に発表。いすゞ自動車が誇る大型・中型・小型のトラックや各種バスには、つねに時代の最先端をゆくディーゼルエンジンが搭載されています。低燃費や耐久性、経済効率といった商用車には欠かせない性能はもちろん、軽量化や排出ガスのクリーン化など、今日的な問題解決にも貢献するディーゼルエンジン。CO2排出量が少なく、環境負荷の少ないいすゞ自動車のディーゼルエンジンは、いまも世界中から大きな期待を受けています。
大型トラック&トラクタシリーズ「GIGA(ギガ)」。4バックエアサスペンション、機械式フルオートマチックトランスミッション「スムーサー G」、先進視覚サポート技術「VAT」などの採用により、コスト低減や安全性向上にも対応しています。
1970年に登場した中型トラック「FORWORD(フォワード)」。幹線輸送、都市内配送、さまざまな工事、作業など幅広い用途に対応しています。高品質輸送を実現する4バックエアサスペンション車、搭載効率を高めたショートキャブ車など豊富なバリエーションが揃っています。
1959年に登場した、日本を代表する小型トラックのトップブランド「ELF(エルフ)」。日本だけでなく、世界中でベストセラーとしての地位を確立。最新技術の継続投入により、経済性・安全性・耐久信頼性すべてにおいて高評価を得ています。
大型観光バス「GALA(ガーラ)」、大型路線バス「ERGA(エルガ)」、さらにマイクロバス「JOURNEY(ジャーニー)」などなど、ラインナップの豊富なバスシリーズ。使用シーンに合わせて、ノンステップ/ワンステップ、セーフティテクノロジーなど、カスタマイズできるのも特徴です。
商用トラックではじめて「ポスト新長期排出ガス規制」に適合したCNG(圧縮天然ガス)車、国内トラックで初採用となるリチウムイオンバッテリー搭載のハイブリッド車など、いすゞ独自の低公害トラックも続々展開中。2019年の東京モーターショーでは、「エルフEVウォークスルーバン」を発表しました。EVの特性を生かし、運転席と荷室を一体とし、ドライバーの負担を軽減しながら効率的な配送を可能とする新たな商用車の姿を現したものです。
- ディーゼルエンジンのテクノロジー
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ガソリンエンジンと比べて、低燃費 、低排出ガスといった利点を持つディーゼルエンジン。商用車だけでなく、高級乗用車や船舶、建設機械などで広く動力源として用いられています。その特徴は、熱効率のよさ。いすゞ 自動車の次世代ディーゼルエンジン「D-CORE」シリーズでは、燃焼最適化技術、排出ガス後処理技術、電子制御技術といった先進テクノロジーを駆使し、ハイパワーでありながら、低排出ガス、低燃費を同時に実現。日本、米国、欧州それぞれの厳しい環境基準に適合するディーゼルエンジンをフルラインアップで有しています。
1916年 | 創業(国内現存自動車メーカーで最古) |
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1922年 | 「ウーズレーA9型」国産第一号乗用車完成 |
1949年 | 社名を「いすゞ自動車株式会社」に変更 |
1953年 | 乗用車「ヒルマン発売」 |
1959年 | 小型トラック「エルフ」発売 |
1961年 | 乗用車「ベレル」発売 |
1963年 | 乗用車「ベレット」発売 |
1966年 | 中型トラック「TY(フォワード)」発売 |
1974年 | 乗用車「ジェミニ」発売 |
1994年 | 大型トラック「ギガ」発売 |
1996年 | 大型観光バス「ガーラ」発売 |
2000年 | 大型路線バス「エルガ」発売 |
2004年 | 商用車テレマティクスオンラインサービス 「みまもりくん」発売 |
2005年 | 「エルフディーゼルハイブリッド」発売 |
2015年 | 大型トラック「ギガ」を フルモデルチェンジし発売 |
2018年 | 小型トラック「エルフ」をエンジン、 安全装置を刷新、コネクテッドトラックと して発売 |
2019年 | 「エルフEV」のモニター開始 ハイブリッド連節バス「エルガデュオ」発売 |
- ヒルマン MKⅡ
- 初代エルフ
- 初代フォワード
- 初代ギガ